二顧客は、当該ラウンドにおいて顧客がロール(さいころを転がすことをいう。以下この第五において同じ。)を行う前に、レイアウト上の三に規定する位置に賭金を置くことで、賭金を置いた位置に対応する賭けに参加することができる。この場合において、次のイからニまでに掲げる賭けに対応する位置に賭金が置かれている場合にあっては、それぞれ当該イからニまでに定めるとおり取り扱うものとする。ただし、三のイに規定するパスライン及び三のハに規定するドントパスについては、顧客がカムアウトロール(4の一の規定によるロールをいう。以下この第五において同じ。)を行う前に限り、賭金を新たに置くことができるものとする。
イ三のイに規定するパスライン又は三のホに規定するカムそれぞれポイント(4の二の規定により決定するポイントをいう。以下この第五において同じ。)又はカムポイント(5の四に規定するカムポイントをいう。以下この二及び三において同じ。)が決定されている場合は、当該賭金を減少させることはできないものとする。
ロ三のハに規定するドントパス又は三のトに規定するドントカムそれぞれポイント又はカムポイントが決定されている間に当該賭金を減少させた場合は、その間にこれを増加させることはできないものとする。
ハ三のヘに規定するカムオッズ、三のリに規定するプレイス、三のヌに規定するバイ又は三のヲに規定するハードウェイカムアウトロールについては、賭けを行う旨を示す印が賭金の上に置かれている場合を除き、これらの賭けは行われないものとする。
ニ三のリに規定するプレイス、三のヌに規定するバイ、三のルに規定するレイ又は三のヲに規定するハードウェイ賭けを行わない旨を示す印が賭金の上に置かれているときは、当該印が置かれている間のロールについては、当該賭金に係る賭けは行われないものとする。
三賭金を置く位置は、次のイからネまでに掲げる賭けの区分に応じ、それぞれ当該イからネまでに定めるとおりとする。
イカムアウトロールに係る2個のさいころの出目の合計(以下この第五において単に「出目の合計」という。)が7若しくは11であること又は5の一の規定によるロール(以下この第五において「シーケンスロール」という。)に係る出目の合計がポイントと同じ数字であることに対する賭け(以下この第五において「パスライン」という。)当該賭けに対応する区画内
ロシーケンスロールに係る出目の合計がポイントと同じ数字であることに対する賭け(以下この第五において「パスラインオッズ」という。)レイアウトに表示された区画の外であって、当該賭けに参加しようとする顧客のパスラインに係る賭金の直近の位置
ハカムアウトロールに係る出目の合計が2若しくは3であること又はシーケンスロールに係る出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「ドントパス」という。)当該賭けに対応する区画内
ニシーケンスロールに係る出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「ドントパスオッズ」という。)ドントパスに対応する区画内であって、賭けに参加しようとする顧客のドントパスに係る賭金の直近の位置
ホ当該賭金を置いた直後のシーケンスロールに係る出目の合計が7若しくは11である場合又は当該賭金に係る賭けに対応するカムポイントが決定されている期間のロールに係る出目の合計が当該カムポイントと同じ数字であることに対する賭け(以下この第五において「カム」という。)当該賭けに対応する区画内
ヘ当該賭金に係るカムに対応するカムポイントが決定されている期間のロールに係る出目の合計が当該カムポイントと同じ数字であることに対する賭け(以下この第五において「カムオッズ」という。)賭けに参加しようとする顧客のカムについて決定されたカムポイントに対応するカムに係る数字に対応する区画内であって当該顧客のカムに係る賭金の直近の位置
ト当該賭金を置いた直後のシーケンスロールに係る出目の合計が2若しくは3である場合又は当該賭金に係る賭けに対応するカムポイントが決定されている期間のロールに係る出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「ドントカム」という。)当該賭けに対応する区画内
チ当該賭金に係るドントカムに対応するカムポイントが決定されている期間のロールに係る出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「ドントカムオッズ」という。)賭けに参加しようとする顧客のドントカムについて決定されたカムポイントに対応するドントカムに係る数字に対応する区画内であって、当該顧客のドントカムに係る賭金の直近の位置
リ出目の合計が4、5、6、8、9又は10のうち選択した数字であることに対する賭け(勝ちとなった場合の勝金額が7二のホに定めるオッズにより算出されるものに限る。)(以下この第五において「プレイス」という。)プレイスに係る各数字に対応する区画のうち選択した数字に対応する区画内
ヌ出目の合計が4、5、6、8、9又は10のうち選択した数字であることに対する賭け(勝ちとなった場合の勝金額が7二のヘに定めるオッズにより算出されるものに限る。)(以下この第五において「バイ」という。)カム又はプレイスに係る各数字に対応する区画のうち選択した数字に対応する区画内
ル出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「レイ」という。)ドントカムに係る各数字に対応する区画のうち選択した数字に対応する区画内
ヲ出目の合計が4、6、8又は10のうち選択した数字であること(2個のさいころの出目が同じ場合に限る。)に対する賭け(以下この第五において「ハードウェイ」という。)ハードウェイに係る各数字に対応する区画のうち選択した数字の区画内
ワ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が2、3、4、9、10、11又は12であることに対する賭け(以下この第五において「フィールド」という。)当該賭けに対応する区画内
カ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が11であることに対する賭け(以下この第五において「イレブン」という。)当該賭けに対応する区画内
ヨ賭金を置いた直後のロールにおける出目の合計が2であることに対する賭け(以下この第五において「ツークラップス」という。)当該賭けに対応する区画内
タ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が3であることに対する賭け(以下この第五において「スリークラップス」という。)当該賭けに対応する区画内
レ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が12であることに対する賭け(以下この第五において「トゥエルブクラップス」という。)当該賭けに対応する区画内
ソ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が2、3又は12であることに対する賭け(以下この第五において「エニークラップス」という。)当該賭けに対応する区画内
ツ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が7であることに対する賭け(以下この第五において「エニーセブン」という。)当該賭けに対応する区画内
ネ賭金を置いた直後のロールに係る出目の合計が2、3、11又は12であることに対する賭け(勝ちとなった場合の勝金額が7二のタに定めるオッズにより算出されるものに限る。)(以下この第五において「クラップスアンドイレブン」という。)イレブンに対応する区画及びエニークラップスに対応する区画の中間の位置
四ディーラーは、次のイからハまでに掲げる場合にあっては、それぞれ当該イからハまでに掲げるところにより処理を行う。
イバイに参加するために賭金が置かれた場合当該賭金の100分の5に相当する額(1円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)を当該賭金から回収し、バイに係る賭金である旨を示す印を当該賭金の上に置く。
ロレイに参加するために賭金が置かれた場合当該賭金について、レイが勝ちとなった場合に当該賭金に対して支払われる勝金の100分の5に相当する額(1円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)を当該賭金から回収し、レイに係る賭金である旨を示す印を当該賭金の上に置く。
ハバイ又はレイに対応する位置に置かれた賭金が減少された場合イ又はロの規定により回収された額のうち減少された賭金に係る額に相当する額を、当該賭金を置いた顧客に返還する。