(補償金の額)
第五条補償金の額は、次の各号に掲げるハンセン病療養所入所者等の区分に従い、当該各号に掲げる額とする。
一昭和三十五年十二月三十一日までに、初めて国内ハンセン病療養所に入所した者千四百万円
二昭和三十六年一月一日から昭和三十九年十二月三十一日までの間に、初めて国内ハンセン病療養所に入所した者千二百万円
三昭和四十年一月一日から昭和四十七年十二月三十一日までの間に、初めて国内ハンセン病療養所に入所した者千万円
四昭和四十八年一月一日から平成八年三月三十一日までの間に、初めて国内ハンセン病療養所に入所した者八百万円
2前項の規定にかかわらず、同項第一号から第三号までに掲げる者であって、昭和三十五年一月一日から昭和四十九年十二月三十一日までの間に国内ハンセン病療養所から退所していたことがあるものに支給する補償金の額は、次の表の上欄に掲げるハンセン病療養所入所者等の区分及び同表の中欄に掲げる退所期間(昭和三十五年一月一日から昭和四十九年十二月三十一日までの間に国内ハンセン病療養所から退所していた期間を合計した期間をいう。以下同じ。)に応じ、それぞれ、同表の下欄に掲げる額を同項第一号から第三号までに掲げる額から控除した額とする。
ハンセン病療養所入所者等の区分 | 退所期間 | 額 |
前項第一号に掲げる者 | 二十四月以上百二十月未満 | 二百万円 |
百二十月以上二百十六月未満 | 四百万円 |
二百十六月以上 | 六百万円 |
前項第二号に掲げる者 | 二十四月以上百二十月未満 | 二百万円 |
百二十月以上 | 四百万円 |
前項第三号に掲げる者 | 二十四月以上 | 二百万円 |
3退所期間の計算は、退所した日の属する月の翌月から改めて入所した日の属する月の前月までの月数による。
4昭和三十五年一月一日から昭和三十九年十二月三十一日までの間の退所期間の月数については、前項の規定により計算した退所期間の月数に二を乗じて得た月数とする。
5前条第一項第一号ただし書に規定する者が施行日から起算して五年を経過した後に補償金の支給の請求をした場合における補償金の額は、前各項の規定にかかわらず、八百万円とする。