(人クローン胚の作成の届出)第一条ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律(以下「法」という。)第六条第一項の規定による特定胚の作成の届出は、人クローン胚を作成する場合には、別記様式第一の一の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうち人クローン胚の作成に関するものは、次に掲げる事項とする。一人クローン胚を研究に用いる必要性に関する事項二人クローン胚を作成しようとする者の技術的能力及び管理的能力に関する事項三人クローン胚の取扱場所四人クローン胚の作成に用いる細胞の種類、入手先及び入手方法五人クローン胚の作成に用いる細胞の提供者の同意の取得に関する事項であって次に掲げるものイ同意の取得に係る説明を行う担当者の氏名、職名及び所属機関名ロ同意を取得する機関名ハ提供者が同意を撤回することができる期間及びその方法ニ提供者の個人情報の保護に関する事項六倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野七倫理審査委員会から提出された意見3第一項に規定する届出書には、細胞の提供者の同意を得るに当たり人クローン胚を作成しようとする者又は体細胞提供機関(人クローン胚の作成に用いるヒトの体細胞の提供を受け、作成者に当該体細胞を移送する機関をいう。)に所属する者が行う説明において、当該提供者に対して交付することが予定されている当該説明に関する事項を記載した説明書及び人クローン胚の取扱場所を示す図面を添付しなければならない。
(人クローン胚の譲受の届出)第二条法第六条第一項の規定による特定胚の譲受の届出は、人クローン胚を譲り受けようとする場合には、別記様式第一の二の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうち人クローン胚の譲受に関するものは、次に掲げる事項とする。一人クローン胚を研究に用いる必要性に関する事項二人クローン胚を譲り受けようとする者の技術的能力及び管理的能力に関する事項三人クローン胚の取扱場所四人クローン胚の作成の届出をした者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名五人クローン胚の作成の届出を行った日付六倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野七倫理審査委員会から提出された意見3第一項に規定する届出書には、人クローン胚の取扱場所を示す図面を添付しなければならない。
(動物性集合胚の作成の届出)第三条法第六条第一項の規定による特定胚の作成の届出は、動物性集合胚を作成する場合には、別記様式第一の三の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうち動物性集合胚の作成に関するものは、次に掲げる事項とする。一動物性集合胚を研究に用いる必要性に関する事項二動物性集合胚を作成しようとする者の技術的能力に関する事項三動物性集合胚の取扱場所(動物性集合胚を動物の胎内に移植する場合には当該動物の取扱場所を、当該動物性集合胚から個体を作り出す場合には当該個体の取扱場所を、それぞれ含む。次条第二項第三号及び第九条第四項第一号において同じ。)四動物性集合胚の作成に用いる動物胚の種類並びにヒトの細胞の種類及び入手先五動物性集合胚を動物の胎内に移植する場合には、次に掲げる事項イ動物性集合胚の移植先の動物の種類及び当該動物に移植する理由ロ動物性集合胚から交雑個体又は交雑個体に類する個体の生成を防止するための措置ハ動物性集合胚から作り出した個体と他の個体との交配を防止するための措置六動物性集合胚の作成に用いる細胞の提供者の同意の取得に関する事項であって次に掲げるものイ同意の取得に係る説明を行う担当者の氏名及び職名ロ提供者が同意について回答するまでの期間ハ提供者が同意を撤回することができる期間ニ提供者の個人情報の保護に関する事項七倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野八倫理審査委員会から提出された意見3第一項に規定する届出書には、細胞の提供者の同意を得るに当たり動物性集合胚を作成しようとする者が行う説明において、当該提供者に対して交付することが予定されている当該説明に関する事項を記載した説明書を添付しなければならない。
(動物性集合胚の譲受の届出)第四条法第六条第一項の規定による特定胚の譲受の届出は、動物性集合胚を譲り受けようとする場合には、別記様式第一の四の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうち動物性集合胚の譲受に関するものは、次に掲げる事項とする。一動物性集合胚を研究に用いる必要性に関する事項二動物性集合胚を譲り受けようとする者の技術的能力に関する事項三動物性集合胚の取扱場所四動物性集合胚の作成に用いた動物胚の種類並びにヒトの細胞の種類及び入手先五動物性集合胚の作成の届出をした者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名六動物性集合胚を動物の胎内に移植する場合には、次に掲げる事項イ動物性集合胚の移植先の動物の種類及び当該動物に移植する理由ロ動物性集合胚から交雑個体又は交雑個体に類する個体の生成を防止するための措置ハ動物性集合胚から作り出した個体と他の個体との交配を防止するための措置七倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野八倫理審査委員会から提出された意見
(ヒト胚核移植胚の作成の届出)第五条法第六条第一項の規定による特定胚の作成の届出は、ヒト胚核移植胚を作成する場合には、別記様式第一の五の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうちヒト胚核移植胚の作成に関するものは、次に掲げる事項とする。一ヒト胚核移植胚を研究に用いる必要性に関する事項二ヒト胚核移植胚を作成しようとする者の技術的能力及び管理的能力に関する事項三ヒト胚核移植胚の取扱場所四ヒト胚核移植胚の作成に用いるヒト受精胚又はヒトの生殖細胞(以下「ヒト受精胚等」という。)の種類、入手先及び入手方法五ヒト胚核移植胚の作成に用いるヒト受精胚等の提供者の同意の取得に関する事項であって次に掲げるものイ同意の取得に係る説明を行う担当者の氏名、職名及び所属機関名ロ同意を取得する機関名ハ提供者が同意を撤回することができる期間及びその方法ニ提供者の個人情報の保護に関する事項六倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野七倫理審査委員会から提出された意見3第一項に規定する届出書には、ヒト受精胚等の提供者の同意を得るに当たりヒト胚核移植胚を作成しようとする者又は提供医療機関(ヒト胚核移植胚の作成に用いるヒト受精胚等の提供を受け、作成者に当該ヒト受精胚等を移送する医療機関をいう。)に所属する者が行う説明において、当該提供者に対して交付することが予定されている当該説明に関する事項を記載した説明書及びヒト胚核移植胚の取扱場所を示す図面を添付しなければならない。
(ヒト胚核移植胚の譲受の届出)第六条法第六条第一項の規定による特定胚の譲受の届出は、ヒト胚核移植胚を譲り受けようとする場合には、別記様式第一の六の届出書によってしなければならない。2法第六条第一項第六号の文部科学省令で定める事項のうちヒト胚核移植胚の譲受に関するものは、次に掲げる事項とする。一ヒト胚核移植胚を研究に用いる必要性に関する事項二ヒト胚核移植胚を譲り受けようとする者の技術的能力及び管理的能力に関する事項三ヒト胚核移植胚の取扱場所四ヒト胚核移植胚の作成の届出をした者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名五ヒト胚核移植胚の作成の届出を行った日付六倫理審査委員会の名称、構成員及び構成員の専門とする分野七倫理審査委員会から提出された意見3第一項に規定する届出書には、ヒト胚核移植胚の取扱場所を示す図面を添付しなければならない。
(偶然の事由による特定胚の生成の届出)第八条法第九条の規定による届出は、別記様式第三の届出書によってしなければならない。2法第九条第四号の文部科学省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。一特定胚の生じた場所二特定胚の生じた状況三生じた特定胚の取扱方法四生じた特定胚の取扱場所
(記録の作成等)第九条法第十条第一項の規定による記録は、書面又は電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。次項において同じ。)により作成し、保存するものとする。2前項の記録が電磁的記録により作成され、保存される場合には、その記録が必要に応じ電子計算機その他の機器を用いて直ちに表示されることができるようにしておかなければならない。3法第十条第一項第四号の文部科学省令で定める事項のうち人クローン胚に関するものは、次に掲げる事項とする。一人クローン胚の取扱場所二作成に用いられた細胞の種類及び入手先三作成に用いられた細胞の提供者の同意に関する事項四人クローン胚を凍結させた場合にあっては、その目的、方法、凍結期間、管理場所及び管理方法並びに管理に従事する者の氏名4法第十条第一項第四号の文部科学省令で定める事項のうち動物性集合胚に関するものは、次に掲げる事項とする。一動物性集合胚の取扱場所二動物性集合胚の作成に用いられた動物胚の種類並びにヒトの細胞の種類及び入手先三動物性集合胚を動物の胎内に移植した場合にあっては、次に掲げる事項イ当該動物の種類ロ移植の期日ハ当該動物の取扱いを終了した場合にあっては、その期日及び態様四動物性集合胚から個体を作り出した場合にあっては、次に掲げる事項イ当該個体を作り出した期日ロ当該個体の取扱いを終了した場合にあっては、その期日及び態様五作成に用いられた細胞の提供者の同意に関する事項5法第十条第一項第四号の文部科学省令で定める事項のうちヒト胚核移植胚に関するものは、次に掲げる事項とする。一ヒト胚核移植胚の取扱場所二作成に用いられたヒト受精胚等の種類及び入手先三作成に用いられたヒト受精胚等の提供者の同意に関する事項四ヒト胚核移植胚を凍結させた場合にあっては、その目的、方法、凍結期間、管理場所及び管理方法並びに管理に従事する者の氏名6法第十条第二項の規定により保存することとされている記録の保存期間は、人クローン胚、動物性集合胚又はヒト胚核移植の譲渡、滅失又は廃棄後五年間(当該動物性集合胚を動物の胎内に移植した場合又は当該動物性集合胚から個体を作り出した場合にあっては、それぞれ当該動物又は当該個体の取扱いの終了後五年間)とする。
(特定胚の譲渡の届出)第十条法第十一条の規定による特定胚の譲渡の届出は、別記様式第四の一の届出書によって、しなければならない。2法第十一条第四号の文部科学省令で定める事項のうち特定胚の譲渡に関するものは、次に掲げる事項とする。一特定胚の譲渡先の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名二譲渡の理由
(特定胚の滅失の届出)第十一条法第十一条の規定による特定胚の滅失の届出は、別記様式第四の二の届出書によってしなければならない。2法第十一条第四号の文部科学省令で定める事項のうち特定胚の滅失に関するものは、次に掲げる事項とする。一特定胚を滅失させた場所二滅失させた特定胚の作成又は譲受の届出を行った日付三滅失の理由及びその方法四滅失後の取扱いに関する事項
(特定胚の廃棄の届出)第十二条法第十一条の規定による特定胚の廃棄の届出は、別記様式第四の三の届出書によってしなければならない。2法第十一条第四号の文部科学省令で定める事項のうち特定胚の廃棄に関するものは、次に掲げる事項とする。一特定胚を廃棄した場所二廃棄した特定胚の作成又は譲受の届出を行った日付三廃棄の理由及びその方法
(経過措置)第二条この省令による改正前のヒトに関するクローン技術の規制に関する法律施行規則の規定により文部科学大臣に届け出た特定胚の作成の届出については、第一条第一項又は第三条第一項の規定により届け出たものとみなす。
(経過措置)第二条この省令による施行の際現にあるこの省令による改正前の様式(次項において「旧様式」という。)により使用されている書類は、この省令による改正後の様式によるものとみなす。2この省令の施行の際現にある旧様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。
(施行期日)1この省令は、公布の日から施行する。(経過措置)2この省令の施行の際現にあるこの省令による改正前の様式(次項において「旧様式」という。)により使用されている書類は、この省令による改正後の様式によるものとみなす。3この省令の施行の際現にある旧様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。